昔、出光のガソリンスタンドでのガソリン割引とETCカードが欲しくて、出光まいどプラスカードを作りました。
現在では、出光サービスステーションより安いガソリンスタンドで給油しており、ガソリン割引を使わなくなりました。また、出光まいどプラスカードより還元率の高いクレジットカード(リクルートカード)をメインに使用するようになり、そのカードでETCカードを契約できましたので、出光まいどプラスのクレジットカードを使用する機会がなくなってしまいました。
そのため、この数年間出光まいどプラスのクレジットカードを全く使用しない状態になりました。年会費は無料ですので、解約しなくても大きなデメリットはなさそうです。しかし、不正利用されるリスクがあったり、更新手続きの手間を減らすことができたり、申込書類等を断捨離できたり、私にとってメリットが多かったので、解約しました。
今回は実際にカードを解約した体験をもとに、クレジットカードとそれに付帯するETCカードを解約する方法を紹介します。具体的には解約する前の注意点、解約に必要なもの、解約の手順、時間、費用です。
解約する前の注意点とその確認方法
クレジットカードを解約する前に注意する内容があり、気を付けないと手間がかかったり、損をすることがあります。
解約する前の注意点は、すべて出光カードのインターネット会員サービスのウェブステーションから確認することができます。
ウェブステーションには下記URLの右上からログインできます。
https://www.idemitsucard.com/
注意点1.解約前の数ヶ月はカードを使用しない
一括払いの場合は費用の請求は約1ヶ月後です。そのため解約する前の数ヶ月は使用しない方がいいです。また、リボ払いで支払っている場合は長期間支払いが続いている状態になって可能性がありますので特に注意が必要です。
実際の明細は出光カードのウェブステーションの「カードご利用明細」から確認することができます。
残額がある状態で解約したわけではありませんので、どうなるかわかりませんが、支払いが残っていると手続きが複雑化する可能性がありますので、避けた方が得策と思われます。
調べますと、解約時に残額があると、一括で支払いを請求されることがあるようです。一括返済できなければ、支払い遅延として信用情報に傷がつき、今後の新規カードの作成やローンを組みにくくなる可能性があるようです。
注意点2.公共料金等の自動引き落としがないことを確認する。
特に年単位の自動引き落とし設定を見落としやすいですので、注意しましょう。自動引き落としがあるかは、出光カードのウェブステーションの「カードご利用明細」から過去1年の請求をさかのぼることで、確認することができます。
自動引き落としがあれば、別のクレジットカードで支払うように変更しておきましょう。
注意点3.(使用できるポイントが無いかを確認する。)
使用できるポイントが無ければ不要です。ポイントが余っている場合、もったいないので、ポイントを使用しておきましょう。
ただし、ポイントを使用するのには時間がかかります。ポイント移管の場合、約1~2ヶ月必要です。ポイント移管が完了したのを確認した後に解約手続きをしましょう。
私は数年前にポイント交換した後、カードを一切使用していなかったので、ポイントは0でした。過去、1000ポイントを1000円分として等価交換できるdポイントかPontaポイントのどちらかに交換したと思います。
解約の際に必要なもの
- 個人情報(フルネーム、生年月日、電話番号)
- クレジットカードの番号
- ETCも同時に解約する場合、ETCのカード番号
上記を解約する際にオペレータさんに伝えることができるように準備しておきましょう。意外でしたがカードの暗証番号4桁はいりませんでした。
解約手続き
解約手続きの流れの詳細は下記の手順になります。解約手続きの概略としてはオペレータ受付に電話して、カードを破棄するだけです。
手順1.オペレータ受付に電話する。
解約する際にかける電話番号は0570-064-034です。
オペレータ受付が9:00-18:00で1/1のみ休みになっていますので、土日でも繋がります。私は日曜日に解約のお電話をしました。特に待つことなく、すぐにオペレータさんにつながりました。
受付時間や電話番号は変更されるかもしれませんので、最新情報は下記URLを参照ください。
https://www.idemitsucard.com/support/contact.html
電話を掛けると、音声応答サービス(24時間受付)と同じ電話番号のため、最初音声応答サービスに最初繋がります。ナビダイヤルのため22秒で10円かかるようです。
音声が聞こえてきますので、そのまま、番号を押さずに待つか、「6」と「#」を押すと、オペレータ通話できます。
私が電話した際、会員番号(カード番号)を間違えて入力してしまい、どうしよう?切ったほうがいいのかな?とあたふたしていたら、オペレータさんにつながりました。ラッキーなことに番号を押さずに待っている状態になり、つながったようです。
手順2.解約したい旨を伝える。
出光まいどプラスのクレジットカードとETCカードの解約したい旨をオペレータさんに伝えます。私は「もう数年このカード使用していないから解約したいです。」と伝えました。
手順3.解約に必要な情報を伝える。
解約手続きしますので、会員番号(クレジットカード番号)と氏名と電話番号とETCカードの番号を聞かれました。ETCカードの番号は最後の下4桁だけでよかったです。
伝えると解約手続きが、完了しました。電話はスムーズに終わり、引き止めとかは特になかったです。
(手順4.ETCマイレージサービスを変更する。)
「ETCマイレージサービスは、出光カードの電話から解約や変更することはできません。」とオペレータさんが教えてくださいました。マイレージ事務局のETCマイレージサービスに加入している場合は、別途ETCマイレージサービスから更新や変更しましょう。
私は加入していなかったので、更新方法はよくわかりません。そもそもETCマイレージサービスというものを知りませんでした。
調べると、ETCマイレージサービスとは高速道路でETCカードを使用すると、利用金額に合わせてポイントが付くサービスのようです。ポイントは高速道路の通行料金使え、高速道路により変動しますが、還元率も1~10%ぐらいあります。高速道路をよく使用される方の場合、ETCマイレージサービスはかなりお得になるサービスのようです。ポイント期限が付与日の翌年3月までなので、年間1万円超えぐらい高速料金を使用される方が加入すると得できそうです。
手順5.クレジットカードとETCカードを破棄する。
出光まいどプラスのクレジットカードとETCカードをハサミで切って廃棄すれば無事解約のすべての手順が完了です。
左側の金色の金属の場所にICチップが埋め込まれていますので、ICチップを破壊するため、そこにハサミを入れましょう。下の写真ではクレジットカードをめくってICチップを剥き出しにしています。黒い四角の物体がICチップになります。
解約にかかった時間と費用
解約に電話した時間は7分でした。ナビダイヤルが22秒で10円ですので、かかった金額は約200円になります。
マイレージ事務局のETCマイレージサービスがよく分からず、1分ぐらい質問していたので、解約だけだともう少し安くなると思います。
まとめ
出光まいどプラスのクレジットカードとETCカードを解約までに注意する点が多いものの、実際の解約する手続きは10分未満の電話だけですので、簡単に解約できてしまいます。
使用していないクレジットカードがあれば、管理するのが手間が確実に減りますので、解約することをお勧めします
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