ゆうちょ銀行の子供用総合口座を開設する方法【事前準備、必要なもの、流れ、口座開設までの時間】

ゆうちょ銀行の子供用口座開設方法 育児

子供がもらったお年玉やお祝いのお金を生活費と分けて管理したい。ジュニアNISAを始めるたい。という理由から、子供用の口座が欲しいと考えていました。

そこで、子供の将来を考え検討したところ、ゆうちょ銀行がよさそうと思い、総合口座を開設してきました。それらに関する情報を紹介したいと思います。

具体的には子供用総合口座として、ゆうちょ銀行の総合口座を開設するにあたり、調査、検討したこと、窓口に行く前に事前に準備するもの、窓口で必要なもの、開設の際の流れ、開設までにかかった時間を紹介します。

ゆうちょ銀行口座を開設できる年齢

まず、子供用口座を開設するにあたり、何歳から作れるのだろうと疑問がありました。調べると、ゆうちょ銀行の子供用口座に年齢制限はなく、戸籍があれば0歳から作れます。

つまり、言葉がしゃべることができない赤ちゃん、乳児、幼児でも口座を持つことができます。もちろん、自力では口座を作ることはできませんので、代理として親が手続きするという形になります。

子供用口座にゆうちょ銀行を選んだ理由

下記の2つのメリットがあるので、ゆうちょ銀行を選びました。

ゆうちょダイレクト+(プラス)という、無通帳型総合口座は窓口にいかなくても作れる口座もあるようです。しかし、ネットバンクのように管理が面倒であるのと、下記のメリットがなくなりますので、通帳を使用できる総合口座にしました。

圧倒的な店舗数

将来子供に受け渡す際に子供が別居している可能性があります。子供は受け取った時、口座に関する知識はありません。そのため、子供が困ったとき、店舗窓口に行けばたいていは解決できます。

店舗数という点に関して、ゆうちょ銀行は圧倒的な店舗数があります。郵貯の窓口は日本中に存在し、子供がどこに行っても窓口があります。

2021年8月時点の店舗窓口数を調査したところ、郵便局が25,733店舗、三菱東京UFJ銀行が658店舗、三井住友銀行が452店舗です。他の銀行と比べ桁が違いますね。日本の市町村が1,718ですので、1市町村に最低10店舗ある計算になります。

通帳とカードのどちらかでお金の引き出し、預け入れが可能

一部を除きほとんどの銀行は、通帳のみでお金の引き出しや預け入れができません。しかし、ゆうちょ銀行は通帳とカードの両方でお金の引き出し、預け入れできます。

子供が将来家を離れることを考えた時、親が通帳のみを、子供がキャッシュカードのみを持つことで、双方がお金のやり取りをできるため便利です。

私が子供の時、私がキャッシュカード、私の親が通帳を持って、仕送りしてもらっていました。その当時は気にしていませんでしたが、通帳を親が持つことで、子供のお金の使用状況が分かります。金銭問題などの困ったときにすぐに助けられますので、その点でもメリットがあると思われます。

窓口に行く前に事前に準備すること

子供用の銀行印鑑を作成する。

銀行印鑑を作成するにあたり、下記4点を決める必要があります。

  • 印鑑のサイズ
  • 素材
  • 印字内容
  • 書体

登録した印鑑が気に入らなければ、口座開設後でも手続きさえすれば、変更できます。あまり深く悩む必要はないと思います。( 私は1週間以上悩みましたが。。。)

印鑑のサイズ

銀行印鑑のオススメのサイズがあり、男性は13.5mm~15mm、女性は12.0mm~13.5mmとなっているようです。印鑑の販売店を見ていると12mmの場合とフルネームに出来なかったり、文字が潰れてしまうことがあるようです。

大きいと保管場所が増え、フルネームにしたかったので、13.5mmを選びました。

素材

素材は象牙、チタン、木材、水牛、樹脂などいっぱいありました。数十年使用することになるため、長持ちするものであれば、なんでもいいと思います。ただ、樹脂は長持ちしないようので、おすすめしません。

長年使用・保管しても、欠けたり、変形したり、燃えたりしない、丈夫なチタンにしました。少し気になっていた捺印性も特に問題なく、押しやすいです。

印字内容

印字内容として銀行印は「苗字」「苗字・名前」「名前」のどれでも登録できるようです。

偽造されにくいフルネームである「苗字・名前」にしました。
フルネーム だと家族の中で誰の印鑑か分からない!といった問題も発生しないというメリットもあります。

書体

書体は複数あり、読みにくい順に吉相体、篆書体、太枠篆書体、古印体、隷書体となっているようです。印鑑屋さんで対応できる書体が違うようです。

印鑑屋さんで作成できる一番読みにくい書体にしました。

暗証番号の数字4桁を考える。

暗証番号の数字4桁を通帳を作成する際に聞かれます。夫婦で共有できるような暗証番号を考えましょう。誕生日など簡単に分かるような暗証番号はNGです。

口座開設の際に受付の方に「連続した番号や、誕生日などは登録できないです。」と言われました。また、口座開設の際に受け取るゆうちょ銀行からの重要なお知らせにも、「同一数字」「連続した数字」「生年月日の数字の組み合わせ」を暗証番号として利用しないで下さいとあります。

(窓口でかかる時間を短くする場合)窓口で記入する書類を事前に作成する。

私は実施していませんが、窓口で記載する書類は事前にインターネット上の申込書を記載でき、印刷して窓口に持っていくと更に口座開設までの時間を減らすことができるようです。

事前に作成するには下記のゆうちょ銀行の申込書記載のURLからできます。
https://jp-bank-kaisetsu.japanpost.jp/menu/

窓口で必要なもの

窓口では下記の4つが必要です。

  • 届出印(銀行印鑑)
  • 暗証番号(数字4桁)
  • 親の顔写真付き本人確認書類(運転免許証など)
  • 子供の本人確認書類(2種類)

子供の本人確認書類は母子健康手帳と各種保険証の2つが楽に準備できると思います。

子供の本人確認書類(2種類)の詳細を知りたいのであれば、下記URLの代理人様が手続きをされる場合の未成年のお子様の本人確認書類を参考にしてください。
https://www.jp-bank.japanpost.jp/tetuzuki/honnin/tzk_hn_kaisetu.html

また、子供と一緒にいかなくても、問題ありません。親だけで口座を開設することができます。

手続きの流れ

親と子供の本人確認書類を提示する。

入店し子供の口座を開設したいと伝えます。すると、親の顔写真付き本人確認書類と子供の本人確認書類の提出が求められます。渡しますと、コピー後、返却されます。

2枚の書類を記入する。

本人確認が終了すると、窓口の前で住所・電話番号や使用目的などを記入する2枚の書類を作成し、書類に銀行印鑑を押します。

使用目的はかなり細かく記載する必要がありましたので、窓口の方に適宜確認していました。

書類作成途中に選択できる内容として、「カードと通帳」「通帳のみ」が選べました。郵貯銀行は通帳だけでも取引が可能です。

お子さんが離れて暮らすようになっても、子供がカード、親が通帳を持っていれば、お金のやり取りができるという大きなメリットがあります。そのため、「カードと通帳」がオススメです。

書類作成中に選択できる内容として、キャッシュカードをデビットカードに変更することもできるようです。

デビットカードとはショッピングや外食などの支払いに使用でき、口座から引き落とされるカードです。子供用のカードでそのような使用予定はなく、あとでも変更できるとのことでしたので、デビットカードにはしませんでした。

通帳の柄を選ぶ。

通帳の柄をどれにしますか?と聞かれました。柄は3種類あり、黒色のシンプルな柄、緑色の昔ながらの郵貯銀行の柄、子供っぽい可愛らしい柄でした。

子供っぽい可愛らしい柄にしようか迷いました。子供が大きくなったときに受け渡すこと考えると、嫌がるかもと思い、無難な緑色にしました。

暗証番号を設定する。

クレジットカード決済に使用するような機械で暗証番号の数字4桁を入力します。

通帳の受け渡し。

最後に通帳を受け取って窓口での手続きは終了です。

受け取ったのは、通帳、ゆうちょ銀行からのお知らせ、ティッシュの3つです。ゆうちょ銀行からのお知らせはどのように使用するかや、気を付けることなどの内容が書かれていました。

ゆうちょ銀行口座開設時にもらったもの

カードの受け取り。

カードは1週間後に家の住所宛に簡易書留で送られてきます。簡易書留は受取時にサインが必要な郵便物です。

ゆうちょICキャッシュカードとゆうちょPayの広告が入っていました。

ゆうちょ銀行のキャッシュカードが届いた

総合口座の開設にかかった時間

15時10分に郵便局に入り、外に出たのが15時30分でした。20分で口座を開設できたことになります。思っていたより早かったです。

今回運よく、待っている方がいなかったので、口座の開設だけの時間でした。待っている人がいるとその分必要な時間は増えていきます。

まとめ

郵便局で子供用口座を開設するための方法を解説しました。
子供用のお金と生活費と分けて管理したり、教育のための投資を考えたりしているのであれば、ゆうちょ銀行の口座を開設してみてはいかがでしょうか?

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